糖尿病週間に知っておきたい生活習慣と豆知識
世界糖尿病DAYとは?
毎年11月14日は「世界糖尿病DAY」。世界中で建物を糖尿病DAYのシンボルカラー(青)で飾り、糖尿病予防や治療、啓発活動が行われます。私たちの病院では毎年11月14日を含む一週間を「糖尿病週間」として、生活習慣や運動、食事についてのイベントや講演を開催しています。本年も11月12日に専門医による講演や運動療法の経験イベントを行いましたので参加された方もおられるかも知れません。
今年注目のトピックス:生活習慣が未来を変える!
今年の世界糖尿病DAYでは、「食習慣の見直し」と「ちょこっと運動」が注目されています。糖尿病予防のために大切なのは、無理なく続けられる日常の小さな習慣。例えば、毎日の食事で野菜をもう一品増やしたり、階段を使うことを意識したり。それだけでも血糖値の安定に役立つという研究結果が発表されています。
ユーモアで学ぶ!糖尿病予防の豆知識
- 「おやつは“ほどほど”がベスト!」
- 糖分のとりすぎはNGですが、“全く食べない”とストレスになることも。甘い物は量を決めて、しっかり味わって食べましょう。
- 「水分補給はコーヒーや紅茶もOK?」
- カフェインの摂りすぎは控えたいですが、1〜2杯程度なら血糖値への影響は少ないという報告も。水分をこまめにとることが大切です。
- 「歩くのが一番の運動!」
- ジムに通わなくても大丈夫。買い物や通勤で“あと5分”多めに歩くだけでも、体はしっかり反応してくれます。
糖尿病週間のイベント案内
今年も当院では、専門医による講演、栄養士による食事相談、そして“歩いて学ぶ”ウォーキングイベントを開催しました。現在も3階の外来ではポスター形式で糖尿病と生活習慣に関する豆知識を紹介していますので、当院に来院された際にはご覧になって下さい。
最後に:未来の自分へのプレゼント
糖尿病は「治す」よりも「予防」が大切といわれています。今日からできるちょっとした生活習慣の見直しが、未来の健康への一番のプレゼント。世界糖尿病DAYをきっかけに、自分の体と向き合う時間を持っていただけると幸いです。




