切開重瞼術

切開重瞼術

『元のまぶたに戻るかも？という不安を無くしたい』や『厚ぼったい、腫れぼったいまぶたをスッキリしたい』というご希望のある方は選択肢に入れるべき手術となります。

だれもが、切りたくない、手軽にできる埋没重瞼術による二重まぶた形成術が良いと思うものですが、骨格と眼球の位置関係、たるみの程度、脂肪の状態によっては希望を叶えることが難しく、その場合、切開重瞼術による二重まぶた形成術をご提案いたします。また、他院修正（二重幅が広すぎる等）の方や埋没重瞼術を何度してもすぐに取れてしまった経験のある方は切開重瞼術による二重まぶた形成術が適応となることが多いです。切開重瞼術の傷の長さは１?３cmで、傷を小さくしたいなどのご希望も取り入れることは可能で、二重ラインに傷が一致するように縫合していきます。傷の長さやどんな二重まぶたになりたいかはご希望や現在の状態にもよるので一度ご相談ください。

二重まぶた（重瞼）になる仕組み

元々重瞼（二重）ライン部分には線維状のつながりがあり、開眼時にまぶたを折りたたむ役目となります。重瞼（二重）ラインの幅が５?６mm以上あると二重まぶたと言われるようになり、このつながりを糸で代用するものを埋没重瞼術による二重まぶた形成術、切開して傷組織で代用するものを切開重瞼術による二重まぶた形成術と言います。

手術方法

１二重ラインを決定: 二重ラインを決定します。

２切開: ラインに沿って切開します。ただし、切開重瞼術の場合は重瞼（二重）ラインを6?10mm以内に抑え、それ以上の幅をご希望の場合は、皮膚切除により二重幅を調整していきます。

そもそも切開重瞼術は、重瞼（二重）ラインより下方の皮下組織（眼輪筋など）を大部分除去する方法が旧来から行われてきましたが、この方法だと目を閉じた時に、段差のある、えぐれたようなまぶたになり、傷も目立ち、手術をした事が周囲にすぐにわかってしまう事が多い方法でした。そこで我々は『術後の二重幅が術者のイメージ通りにコントロールでき自然な仕上がりになる』という埋没重瞼術の長所（メリット）を切開重瞼術に取り入れた手術を実施しております。

術直後から自然な仕上がりにこだわる切開重瞼術ですので、目を閉じても段差の少ない、傷も目立たないにこだわった方法ですので、ご興味のある方はご相談ください。