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わきが・多汗症

わきが・多汗症の原因

臭いやわき汗の原因となる「アポクリン腺」と「エクリン腺」は皮膚の裏側(体内)に存在しますので、手術でこれらを除去するためには裏側に到達するための通り道が必要です。ミラドライはマイクロ波が皮膚を(透明人間のように)すり抜けて「アポクリン腺」と「エクリン腺」だけを破壊するので皮膚切開は不要ですが、手術によるわきが・多汗症治療では必ず皮膚切開が必要です。ただ、傷は小さい方が良いと考えるのは当然ですので、当センターでは、様々な選択肢を提供し納得の治療方法を自ら選んでもらいたい思いから、『傷の小さなわきが・多汗症手術(自費診療)』も行なっております。

アポクリン腺とは

わきが(ワキガ)の臭いのもととなる汗(脂汗)を分泌する汗腺です。皮膚にいる常在菌が、アポクリン腺から出る汗に含まれる脂肪分や尿素等の物質をアンモニアなどに分解して独特の臭いを発生させます。

エクリン腺とは

いわゆる「汗」が出る腺です。全身にある(普通の)汗腺はエクリン汗腺です。汗くさいという言葉で勘違いしやすいですが無色・無臭で、体外へ分泌された直後はサラサラととしています。多汗症の方はエクリン腺の数が多く、その働きも活発です。

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