フェイスリフト
フェイスリフトとは?
フェイスリフトは、加齢により伸びてたるんでしまった余剰皮膚を切除してたるみを目立たなくする治療法です。耳前部(希望の引き上げ目標によってはこめかみ部、耳後部も追加)に沿って余った皮膚を切除する方法とほうれい線に沿って余った皮膚を切除する方法があり、どちらもたるみを改善する手術です。また、傷は耳の付け根やほうれい線に一致させ、目立たないように丁寧に縫合します。
耳前部切開リフト
耳前部切開によるリフトアップのメリットとデメリット
メリット
- 頬の脂肪の位置を調整することが可能で頬ふっくら&あごスッキリの実現が可能
- 頬を上方向、斜め方向、横方向など多方向へ引き上げ、皮膚のハリを出すことが可能
- SMASも同時に引き上げるため長期持続が可能
- 引き上げた実感がわく。
- ネックリフトやこめかみリフトを併用できる。
デメリット
- 法令線やフェイスラインとの距離が遠く、皮膚のみ切除では効果が薄い。
- 経験や技量の差が出やすい。
- もみあげの位置が変わる。もみあげが減る可能性。
- 有毛部の傷。
概要
- 麻酔:局所麻酔、全身麻酔
- 所要時間:120分程度
- 洗顔・シャワー : 当日から可能
- 施術費用55万円(税抜き)
副作用・ダウンタイム
- 内出血、腫れ、血腫、色素沈着
- 瘢痕、ケロイド
- 耳や傷周囲の知覚鈍麻
- 顔面神経損傷の可能性など重篤な合併症が起こる可能性がありますが、細心の注意を払い、起こらないように努めております。
法令線切開リフト
法令線切開によるリフトアップのメリットとデメリット
メリット
- 法令線やフェイスラインとの距離が近く、皮膚のみ切除で効果が高い。
- 縫合法テクニック以外に経験や技量の差が出にくい。
- 最終的に法令線に一致した傷のみなので目立たない。
- 引き上げた感もなく自然
デメリット
- 頬の脂肪の位置を調整することが不可能で脂肪の位置は変わらない。
- 取りたいたるみの位置によっては小鼻が広がって見える可能性がある。
概要
- 麻酔:局所麻酔、全身麻酔
- 所要時間:60〜90分程度
- 洗顔・シャワー : 当日から可能、洗髪は翌日から可能
- 施術費用45万円(税抜き)
副作用・ダウンタイム
- 内出血、腫れ、血腫、色素沈着
- 瘢痕、ケロイド
- 傷周囲の知覚鈍麻
- 顔面神経損傷の可能性など重篤な合併症が起こる可能性がありますが、細心の注意を払い、起こらないように努めております。
★糸リフトとの違いは?
単純に『切りたくないから糸でリフトアップを』と考える方が多いように思いますが、切る意味を考えた場合、頬を引き上げると皮膚がどこかでたわみます。その皮膚をどこかで捨てる必要がありますから、傷が目立たない耳前部や法令線で沿って切開し『余剰皮膚を切除してリフトアップ』します。一方で糸の場合、余剰皮膚は切除できませんので、そもそも切開によるリフトと糸によるリフトでは結果が異なります。糸の場合は側頭部にたわんだ皮膚を寄せて『ずらしてリフトアップ』をしますので、余剰皮膚が多すぎる方は糸リフトでは思ったほど引き上がらなかったりします。