よくある質問-乳房・乳頭乳輪
豊胸
大胸筋下と乳腺下のどちらに入れるのが良いですか?
乳腺下の方が術後の痛みも少なく、手術中の出血もコントロールしやすいため、硬くなりにくいと考えられますが、かなり痩せている方は皮下脂肪が薄いため、人工乳房(インプラント)が筋肉に包まれた状態になる大胸筋下の方がよい場合があります。体型やバストの状態、希望を聞いた上で決定します。
マンモグラフィーできますか?人工乳房(インプラント)が入っているとわかりますか?
入っていることはわかりますが、その後のマンモグラフィー検査にも全く問題ありません。またエコー検査でも人工乳房(インプラント)が入っていることはすぐにわかります。
会社にばれますか?
医師には守秘義務があり、それを第三者に伝えることは法律で禁止されています。それを不安に思ったり、恥ずかしいと思う方はそもそも手術を受けない方が良いかもしれません
乳癌検診は受けられますか?
人工乳房(インプラント)豊胸バッグ手術を受けても、乳癌検診を受けれないということはありません。なぜなら、乳房切除後の人工乳房(インプラント)による乳房再建が実施されているわけですから、インプラントが入っていても検診が十分可能ということです。
また、大阪みなと中央病院で人工乳腺(インプラント)豊胸バッグ手術を受けられた方には毎年の乳癌検診による定期チェックをお勧めしております。
『人工乳房(インプラント)による乳房再建術後の合併症2.1%』を1つの判断材料に
2013年7月乳房切除術後の人工乳房(インプラント)による乳房再建に関しての保険適応がみとめられました。乳癌術後のインプラントによる再建のデータです。整容目的の人工乳房(インプラント)豊胸バッグ手術のデータではありませんが、このような客観的評価は今後手術を検討される方にとっては貴重なものです。ご参考にしてください。
【参考サイト】日本乳癌学会『患者さんのための乳癌診療ガイドライン(治療を受けるにあたってQ 24乳房再建について教えてください)』