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大腸がんについて

大腸がんについて

生涯で“がん”にかかる確率は、男性63%、女性47%と言われており、約半数の方が何らかの“がん”にかかると言われています。


どの臓器のがんにかかる人が多いかという調査では、胃がん,大腸がん、肺がん、肝がんの順とされており、がん死亡としては、肺がん、胃がん、大腸がんが多いとされています。



消化管は口から食道、胃、十二指腸、小腸とつながり、大腸、さらに肛門とつながります。大腸は結腸と直腸に分けられます。


大腸がんは、がんの深さやリンパ節の転移の有無、肝臓や肺など遠くの臓器への転移の有無によりステージが分類されています。III期までであれば、根治を目指すことができる場合がありますが、IV期になると完全に治すことが難しい場合が多くなります。


消化管は口から食道、胃、十二指腸、小腸とつながり、大腸、さらに肛門とつながります。大腸は結腸と直腸に分けられます。大腸がんは、がんの深さやリンパ節の転移の有無、肝臓や肺など遠くの臓器への転移の有無によりステージが分類されています。III期までであれば、根治を目指すことができる場合がありますが、IV期になると完全に治すことが難しい場合が多くなります。

大腸がんの予防として、食習慣の改善や生活習慣の改善と運動習慣が1次予防と呼ばれるものと、2次予防として、大腸がんの早期発見のための大腸がん検診があります。1次予防では、適度な運動や食物繊維の摂取により大腸がんリスクは下がると言われており、加工肉や喫煙、肥満、多量の飲酒は大腸がんのリスクを上げるとされています。大腸がん検診は便潜血反応が一般的であり、容器のスティックの部分で便をこすって、容器に再びスティックを入れ、血液の付着を調べる検査方法です。2日連続して便中の血液の有無を見ます。



現在のところ、がん検診受診率は低く、国や自治体では検診受診率の向上を目指しています。
大腸がんの治療法としては、早期がんであれば内視鏡で切除することができます。もう少し進行したがんに対しては低侵襲手術(腹腔鏡下手術)を行います。手術後の再発予防や、根治が困難な大腸がんに対して化学療法(抗がん剤治療)を行います。放射線治療は主に痛みを伴う骨転移などに行う治療法です。


大腸がんの治療は、各々の患者様の状態により適切な治療法を選択することになります。

肛門については、肛門から約2-3cmまでの肛門管は皮膚と同じ構造の肛門上皮で形成されており、痛みを強く感じますが、歯状線より口側は粘膜面であり痛覚はありません。痛覚のない部分に静脈叢のふくらみがあり、便漏れやガス漏れを防ぐ役割をしています。また、便がスムーズに出るように肛門腺という分泌腺があります。

排便時に強く力んでいると静脈叢のふくらみが大きくなり、次第に肛門より排便時に脱出ることがあります。内痔核(イボ痔)と言われるものです。時に刺激により出血したりすることもあります。内痔核に対する治療として、軟膏治療がまず行われ、それでも改善しないときは痔核を切除する方法が以前は主流でしたが、現在は、局所麻酔下での硬化療法(ジオン注)という治療法が多く選択されています。このジオン注による硬化療法は“切らずに治す方法”として広く行われている治療法です。症状と疾患の程度により適切な治療法を選択しています。
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