整形外科

担当医

今村 史明
部長
■経歴
平成4年兵庫医科大学医学部卒業
■資格
日本整形外科学会会員
日本整形外科学会専門医
日本整形外科学会認定リウマチ医
日本リウマチ学会専門医
中部整形災害外科学会会員
小倉 宏之
医長
■経歴
平成9年兵庫医科大学医学部卒業
平成19年兵庫医科大学大学院修了
■資格
日本骨粗鬆症学会認定医
日本整形外科学会認定整形外科専門医
日本整形外科学会認定スポーツ専門医
日本整形外科学会認定リウマチ専門医
日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション専門医
医学博士
中林 ゆつき
医師
■経歴
平成24年兵庫医科大学卒業
大石 隼人
医師
■経歴
平成27年兵庫医科大学卒業
圓尾 圭史
非常勤医師
■経歴
平成12年兵庫医科大学医学部卒業
平成18年兵庫医科大学大学院修了
■資格
日本整形外科学会専門医
日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医
日本脊椎脊髄病学会脊椎脊髄外科指導医
有住 文博
非常勤医師
■経歴
平成18年兵庫医科大学医学部卒業
■資格
日本整形外科学会専門医
篠田 経博
非常勤医師
■経歴
昭和56年大阪大学医学部卒業
■資格
身体障害者福祉法第15条第1項による指定医(平成7年8月)(肢体不自由)
日本整形外科学会専門医
日本整形外科学会認定リウマチ医
日本整形外科学会認定スポーツ医
日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション医
日本リハビリテーション医学会専門医、認定臨床医
厚生労働省補装具適合性判定医
日本リウマチ学会専門医
日本医師会スポーツ医
日本医師会認定産業医
介護支援専門医
ケアマネージャー

特 色

はじめに

整形外科は、整形外科2次救急病院(入院、手術に対応可能で、大阪府から指定されている病院)であり、外傷、骨折に対して、常に受け入れ可能な体制を整えています。

2011年7月導入された膝関節・股関節の関節痛(変形関節症、関節リウマチ)に対する人工関節置換術の際に正確な骨切り、設置に最適なナビゲーションシステムを運用し、実績をあげています。正確な手術を行うためで、術後の日常生活の動作の制限を少なく一方で、人工関節の耐用年数を長くすることが可能となります。さらに、ナビゲーションシステムで正確な手術を行う上で重要な術前計画に関しても、2013年4月からコンピューター上で、骨切りや人工関節設置状況などの術前計画が立てられるソフトを使用し、これまで以上に正確な使用に基づく手術を行っています。また、リハビリテーションにも力を入れ、入院中以外にも、退院後も訪問ハビリにより、日常生活が少しでも改善するように支援しております。

診療内容(主な専門領域)

整形外科一般に関して

骨粗鬆症に骨折に対してできる限り受傷前の歩行状態、日常生活動作が保たれるように積極的に手術加療を行っています。合併症に対しては、内科、麻酔科と協力して安全に手術ができるように配慮しています。

関節外科に関して

高齢者の膝、股関節の変形に伴う膝関節痛、股関節痛に対する人工関節置換術を正確な骨切り、人工関節設置が可能なナビゲーションシステムを用いて行っており、疼痛の軽減や歩行能力の改善がされ、良好な成績が得られています。
術後に心配される疼痛も、術中術後の徹底的な除痛療法にて、かなり楽になる患者様が多く、すみやかにリハビリを行っていけます。そのため、入院期間も短縮できており(人工股関節置換術で約2~3週間、人工膝関節置換術では、約3~4週間の入院期間で、ほとんどの患者様が歩いて帰られます)、みなさん非常に満足されています。
また、働き盛りの壮年から中年期の患者様に対する変形性膝関節症に対しては、人工関節は耐用性の問題から適応にはならず、どうしても保存的に様子を見るような場合が多いのですが、将来的には変形が進行し、人工関節となる場合が多いのが現状です。
そのような壮中年期変形膝の患者様に対して、適応は限られますが、高位脛骨骨切り術を行っており、膝関節にかかる荷重負荷を変性の強い内側関節面から外側面へ移動させることにより、疼痛が改善され、変形の進行、将来的な人工関節への移行を予防する効果があります。骨切りした症例は、以前は長期間体重がかけれない、歩行できないといった欠点がありましたが、現在は2~4週間で歩行できるようになり、入院期間も3~5週間とかなり短縮されています。

関節リウマチに関して

関節リウマチの治療の基本は、薬物療法ですが、最近は各種生物学的製剤が開発され、早期に診断し加療することで関節破壊を防ぐことを目標とされています。当院でも抗リウマチ薬や生物学的製剤による幅広い治療法を患者さんの病態に合わせて行っています。不幸にも関節破壊が進行した例に対しては、関節置換術、関節形成術などの手術方法も実施しています。

脊椎外科に関して

2016年4月から、兵庫医科大学脊椎外科専門医の非常勤医師が脊椎疾患の外来、手術を行っており、外来での脊椎疾患の診察、保存的加療から手術までの診療体制を整えております。また、対応困難な症例(脊椎腫瘍、脊柱変形など)であれば、兵庫医大と連携を取り、速やかに治療できるような連携をとれるようにしております。

 代表的な疾患

腰椎椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアは脱出したヘルニアによって神経が炎症を起こして下肢に痛みが生じるのが特徴で自然経過において縮小または消退することがあります。保存的治療には鎮痛剤やブロック治療などがあり、痛みで日常生活の制限が高度な場合や下肢の筋力低下を伴う場合は手術を考慮します。手術は顕微鏡を用いたヘルニア摘出術を行っており1週間前後の入院期間です。

腰部脊柱管狭窄症

しばらく歩くと下肢に痛みやしびれがでて休憩したくなる(間欠性跛行)が特徴です。保存的治療は神経の血流を良くする内服薬、ブロック治療、理学療法等があり効果が乏しい場合は手術を考慮します。

従来は椎弓切除を行っていましたが、より低侵襲で後方支持組織を温存した術式として棘突起縦割式椎弓切除術を行っています。

MIS-TLIF(小侵襲腰椎固定術)

腰部脊柱管狭窄症にすべり症や側彎を合併している場合は固定術を併用します。経皮的にスクリューを入れることによって術後の疼痛や筋肉のダメージを最小限にして術後の相通軽減や早期社会復帰を目指します。入院期間は2~3週間の予定で3か月は硬性コルセットをして頂きます。

骨粗鬆症性椎体骨折

我が国の骨粗鬆症の患者数は約1,300万人といわれており、軽微な転倒や長時間の前屈みでの作業、あるいは何もしていないのに骨粗鬆症性椎体骨折を来すことがあります。治療の基本はコルセットによる外固定と正しい骨粗鬆症の治療が必要です。それでも偽関節となり背部痛が遷延する場合は低侵襲経皮的バルーン椎体形成術という方法があります。隣接椎体骨折のリスクを増加させるために適応は慎重であるべきですが, 同時に偽関節の予後不良因子も明らかにされつつあり早期の介入によって早期のADL改善が期待されます。

頚椎症性脊髄症

脊椎症(加齢による脊椎の変性)の結果、脊髄を圧迫し横断性の脊髄症を生じると、手指の細かい動作(ボタン動作がしにくい、箸が持ちにくい、字が書きにくい)が困難となったり、手足がしびれたり、歩行障害(歩行がぎこちない、脚がでにくい、脚がもつれる、階段で手すりが必要となるなど)が出ることもあり、重症化すれば排尿障害を来たすこともあります。手術は一般的な椎弓形成術を行い入院期間は2-3週間程度です。

開業医の皆様へのお願い

インフォームドコンセントの徹底:手術、検査、治療の全てにわたるインフォームドコンセント(説明と同意)を徹底し、患者さんご自身の意思が治療に反映するように努めています。たゆまぬ研鑽:医療の質と専門性の向上のために、学会・研究会に積極的に参加し、常に最新の知識と技術を患者さんに提供できるようにしております。 ご紹介のほどよろしくお願いいたします。

専門医教育施設認定

常勤専門医4名 日本整形外科学会
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