放射線室
最新検査装置紹介
理念と基本方針
放射線室の理念
放射線室の基本方針
- 私たちはやさしさと、思いやりの気持ちを心掛けます。
- 私たちは安心して撮影、検査を受けていただけるように努めます。
- 私たちは患者様や地域の医療機関との信頼を得るように努めます。
- 私たちは技術や知識の向上に努めます。
- 私たちは被ばくの軽減に努めます。
Q&A
- 撮影、検査では服を脱がないといけないのでしょうか?
- 撮影部位に対して誤診を招くもの(ブラジャー、カイロ、湿布、エレキバンなど)は外していただきます。撮影時はボタンやプリントのない肌着になっていただくか、検査着に着替えていただきますので安心して下さい。
- 放射線の被ばくが恐いのですが…
- 医療被ばくガイドラインでの胸部撮影時における低減目標値(日本放射線技師会)では0.3mGy、IAEA(国際原子力機関)ガイダンスレベルでは0.4mGyです。
当放射線科では、胸部の撮影における表面線量(NDD法より計算)は約0.28mGy(mGy≒mSv)で、基準値より低い線量で撮影しており、被ばく線量の軽減に努めています。
- 放射線って何?撮影室に放射線は残っているの?
- 放射線を簡単に言えばテレビの電波や光の仲間で、自然界にも存在しており、私たちは年間に1~1.5mSv(宇宙から0.35mSv+大地から0.5~1.0mSv +その他)の被ばくをします。医療に用いるX線は撮影中のみ放射線が発生 します。
身体を透過して撮影したあとは一瞬で散乱、吸収してしまうので、撮影室の中には放射線は残らず、部屋に入っただけでは被ばくはしません。
撮影中にX線が出ている時間ですが、胸部撮影で約0.03秒です。被ばくの影響が出現する検査はありませんので安心して下さい。
- 造影剤って何?副作用は?
- 飲む造影剤や注射する造影剤があります。飲む造影剤は胃や腸などの消化管が解り易くなり、より正確な診断に有効です。
注射する造影剤は静脈(検査により動脈も)に注入するもので、血管内や全身の各臓器の血流状態がわかり、診断に欠かせない情報となります。主治医や担当医が患者様の状態を考慮し、必要があれば行なっています。また造影剤は便や尿で排泄されます。
副作用ですが、まれに気分が悪くなったり、じんま疹、身体がかゆくなったりすることがあります。また、冷や汗や胸痛など、重篤な場合は死にいたる場合も極稀にありますが、緊急時に備えて十分な対応しております。 検査直後から、また検査終了数日後に倦怠感、頭痛、じんま疹などが起こる可能性がありますので、その時はご遠慮なくお申し出ください。
なお、造影剤使用時には説明、問診させていただき、患者様から同意書に署名をいただいてから検査をしております。詳しくは「造影検査を受けられる患者様へ」をご覧下さい。
検査内容や被ばくのことで、わからないことがあれば、お気軽にお声をかけてください。
